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ポッケの中のおもちゃ

iPod touch 4th/3rd

iPod touch 4G 第八話: ポタアン比較…音作りの違い

最近、色々なポータブル・ヘッドホン・アンプやDAC(Digital to Analogp Converter)を試しています。
試してみて解るのは、メーカー出荷の設定でも「音の作り方」に違いがあること。
一つの環境で聴いていると余り違いを感じなく「こんな音かな~」と思いますが、複数のポタアンを
聞き比べるとメーカーによってかなりの違いがあります。当然、ヘッドホンによっても違いがあるのですが…

最初にお断りしておりますが、私はオーディオ専門の人間ではありません。耳も年齢に応じた経年劣化しているはず(><)です。
でも、iPhoneやiPod touchの内蔵アンプを使うより(音楽を楽しむなら)ポータブルアンプを使った方が良いというのが感想です。

iPhone/iPod touch用で手元にあるポータブル・ヘッドホン・アンプ(ポタアン)は、次のような物です。

オーディオテクニカ AT-PHA31i

FiiO E7

FOSTEX HP-P1

AT-PHA31iとE7は、だいたい同じような価格帯ですので、好みで買いわけるのが良いと思います。
HP-P1は…価格も音質も別格です。
ポタアンの違いは次のようになります。詳しくはメーカーさんのサイトをご確認ください。

AT-PHA31iFiiO E7FOSTEX HP-P1
市場価格約9000円前後約12000円前後約65000円前後
音の作り方標準的なポータブルアンプ
音質補正によりクリアな音
迫力のある音
音の厚みが増す
フラットで綺麗な音
音の解像度が増し音の情報量が増加
接続方式Dockライン接続ヘッドホンプラグ
Dockラインコネクタを使うことでライン接続
Dockデジタル接続
持ち運びリモコンとしても使え便利専用ゴムバンドで弁当箱状態専用ケースで持ち運び
DACなしiPadはUSB-DAC可能/iPhoneはライン出力HP-P1でDAC処理(AK4480)
電源iPhone/iPodから給電内蔵バッテリー内蔵バッテリー
特徴ドックからのライン出力を音質補正回路で高音質化。3段階のブースト設定などがありバッテリー駆動時間が80時間と非常に長い。ドックからデジタル入力し32bitDACで高音質な音楽を再生。

個人的な感想で行くと以下のような感じでしょうか。

  • 「持ち歩きを楽にして音楽」を楽しみたい → AT-PHA31i
  • 「迫力ある音楽」を楽しみたい → FiiO E7
  • 「クリアな音楽」をゆっくり楽しみたい → HP-P1

HP-P1でクラシックや1/f揺らぎのボーカルの音楽を聴くと音の細かさ広がりなどにゾクゾクきます。
POPやジャズを聴くときにE7を使うと低音と高音の迫力が出て楽しめます。
通勤・通学で使うにはAT-PHA31iのリモコン付きのアンプは機動性が良いです。

どれも使うシーン、聴く音楽によって特徴が出てきますね。
ヘッドホンについては…好みがあるのであまり書きませんが。最近はFOSTEXですね。SONYも良かったのですが…ちょっと音が重く感じるようになりました。

iPhone/iPod touchのポータブルヘッドホンアンプについては、下のタグ「ポタアン」から関連記事が表示できます。

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