金属のタケノコみたいですが…
iPod touchやiPhoneにつなげるアクティブ・コンタクト・スピーカー Fostex GY-1″エア”
ちょっと普通のスピーカーとは違います。
- 出版社/メーカー: FOSTEX
- メディア: エレクトロニクス
最近では丸形や筒型のスピーカーが出ていますので、形状的には珍しくないかもしれませんが、GY-1は他のスピーカーとはちょっと違います。
普通のスピーカーは、丸形や筒型でも動作は同じで、内部にあるスピーカーから音を出しています。
ところが、GY-1は、置いた場所(テーブルなど)に振動を伝え置いた場所をスピーカーにしてしまいます。
どこでも置いた場所から音が出てきます。
良く音が出るのは木製の机か中に空洞のある箱(アコースティックギターなどと同じ原理)だそうです。
リビングのテーブルなどに置くと、テーブル面から部屋全体の空間に音が広がっていきます。
スピーカーで聴く場合には、スピーカーから出る音の指向性(音の方向)があり、スピーカーの前からずれると音が鈍くなりましたが、GY-1は面から音が出ているので音に包まれる感じになります。
構造上ステレオではありませんが、ヘッドフォンを外してBGMとして音楽を楽しみたいときやパーティなどで人が集まったときの自然な音楽を楽しみたいときなどに活躍しそうです。
メーカーさんからコメントをいただいたので注意点を。
構造上、GY-1を置いた場所を振動させますので、アパートやマンションの床や構造材が入っているような場所にGY-1を設置すると、床や構造材から下の階や建物全体に音が広がることがあるようです。
GY-1で音楽を聴く場合には、テーブルや車のダッシュボードなどに設置して音が良くなる場所を探しましょう。
接続はいつものようにDockからライン出力を取り出すオーディオプラグ、ライン入力をGY-1に入れてGY-1のアンプを活用します。
休日などでゆっくりと音楽を聴くには、GY-1 いいスピーカーです。
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