MacBook Prroに搭載されている Touch Barのように、カスタマイズできる液晶付きキーボード Infinitton。
クラウドファンディングで募集していたのですが、最近では量販店やAmazonなどでも流通しており、入手するのが簡単になりました。
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液晶キーボードをカスタマイズ
液晶付きキーボード Infinitton を使うには、Infinittonをコンピュータに接続する前に、専用のアプリをインストールします。
Windows 10 用途 Mac OS用のアプリがあります。使用する環境に合わせてアプリをインストールします。
インストールで難しいことはありませんので、メニューに従ってインストールを完了させます。インストールが終わったら、InfinittonをコンピュータのUSBポートに接続します。
接続した直後、「Infinitton Smart Editor」アプリが起動していないと、キーボードの中央に開発企業のロゴマークが表示されます。
Infinitton Smart Editorアプリを起動すると、液晶が全て消えます。
このボタン全てをカスタマイズして、好みの動作を割り当てることが出来ます。
Infinittonの液晶ボタンに割り当てられる機能
Infinittonの液晶ボタンには、つぎのような機能を割り当てることが出来ます。
アプリに合わせて自動切り替え
特に重要なのがフォルダー機能です。
フォルダーを作ることで、キーボードの設定を階層化できますが、機能の「コンディション」にアプリケーションを指定することで、指定したアプリケーションが起動したときに、フォルダに自動的に移動します(アプリケーションによるキー設定の切り替え)。
この機能が Infinitton の便利な機能です。
上の図では、Unityのフォルダーを作成し、Unity.exeをコンディションとして設定しています。
こうすることでUnityを起動したときに、自動的に Unityフォルダーで設定した画面に切り替わります。わずらわしい操作なしで直ぐに作業に取りかかれます。
この自動的な切り替えが Infinitton を使っている理由です。
Infinittonのカスタマイズとアイコン
私の Infinittonでは、第一階層にアプリの起動用フォルダーとよく使うアプリのフォルダーを作成しています。
ホームの上段にあるChromeのアイコンは、フォルダーになっています。このフォルダーを開くとよく使うサイトのURLが登録されています。
ここでさまざまなアプリのアイコンが表示されていますが、このアイコンは付属しません。
アイコン集のサイトや、サービス提供のサイトのロゴなどを集めてくる必要があります。
Infinittonを設定するのに、こんな感じで色々なアイコンを集めて設定しました。
Infinitton 導入の結果
液晶付きキーボード Infinitton を導入して、Chromeのブックマーク、PhotoshopやPremiereのショートカット、UnityやLightwaveのショートカットという素早く操作したい部分で非常に便利になりました。
ショートカットは、アプリケーションの都合で複数のキーを同時押しなど押しにくいものがあったりしますので、そういったショートカットをボタンひとつで指定できるようになったのは便利です。
ゲームなどもショートカットを設定することで、命令を素早く出せるようになり便利です。
マウスを使うアプリの効果が大きいようです。
ただ、Visual Studio CodeやLaTeX shop,Emacsなどエディタ環境は余り恩恵がなかったので設定をハズしました。
エディタなどは、もともとキーボードだけで操作するので、キーボードのショートカットも直ぐに打てるため効果は低かったようですね。
これからも便利に使っていこうと思います。