少し前ですが、2007年7月7日は、ロバート・A・ハインラインの誕生100年に当たる日でした。
最近は、SF小説の元気もなく、新しい小説を買う機会も少なくなっていたのですが、今月は 高校生のころに読んでいた SF を読み直ししています。
やっぱり最初は ハインライン ということで、今でも入手可能なやつを・・・。
銀河市民(CITIZEN OF THE GALAXY)です。こっちの表装のものは、2005年に新装されたもので、現在も入手が容易なものです。
内容は、幼いころに奴隷商人に誘拐された少年ソービーを主役とした物語で、ソービーを買い取ったバスリムに植えつけられた記憶で、宇宙を舞台に色々な種族の文化に触れ、自分の秘密が明らかになっていきます。
色々な登場人物の色々な思惑が見え隠れしつつ、その中で翻弄されるソービーの葛藤などが細かく書かれており、高校生のころには読み取れなかった部分も発見しつつ面白く読めました。
これが読み終わったら、J・P・ホーガンの星を継ぐものを読む予定です。