電子工作や修理作業には欠かせないハンダコテ。
普段は HAKKO のハンダコテを愛用していますが、使い始めるまでの手間がちょっと面倒だと感じることも。
「コテ台を出して、電源をつないで、予熱して…」と…
ほんの少しのハンダ付でも、それなりの手間があり「面倒くさい!」
使うのはたった数カ所なのに…
また、作業中は電源ケーブルの取り扱いに気を使ったり、使った後もメンテナンスが必要だったりと、煩わしさがつきまといます。
使い始めまでの時間を短縮して使い終わったらすぐに片付けられるバッテリー内蔵のハンダコテを入手しました。
ハッテリー駆動ハンダコテ
購入したのは 非常に安価な バッテリー駆動のハンダコテ。
200〜400度までの3段階の温度調整機能があり、USB Type-Cポートで充電できます。
これなら、モバイルバッテリーと組み合わせれば、電源が確保しにくい場所でも長時間作業が可能です。
また、作業後は専用の安全保護カバーが付いているので、移動時も安心です。
コテ先も標準で3種類付属しています。
電源の入れ方と使い方
バッテリー内蔵のハンダコテの電源の入れ方には、ちょっと特徴があります。
スイッチボタンを5回素早くクリックすると電源が入ります。
スイッチを3回押すと 加熱のモードが 01 から 03 まで切り替わります。
01が一番低温での加熱で、03が一番高温での加熱になります。
標準では 「スイッチを押しているときだけ加熱」 するモードになっています。
コテ先の加熱時間もそれほどかからず、すぐに指定の温度まで加熱します。
思った以上に 使い始めまでの時間は短く、すぐに半田付の作業に取りかかれます。
また、スイッチを2回押す(ダブルクリック)することで、連続した加熱モードになります。
もう一度スイッチを押すと、連続加熱モードが解除されます。
使ってみた感想と追加のコテ先
実際に バッテリー内蔵ハンダコテを使用してみましたが、小さな電子工作の半田付などでは必要十分な加熱温度と使用時間を確保することができました。
ただ、標準で付属の丸いコテ先は細かい作業には向かないので、追加でコテ先を購入した方が良いかもしれません。
コテ先は X-510 という形式のコテ先になっています。
検索すると 先の細いコテ先以外にも多くの種類がみつかります。
1本 500円程度ですので、必要に応じて追加して購入するのが良いでしょう。
手軽で使いやすい「バッテリー駆動ハンダコテ」
価格も 2500〜3000円 程度で販売されているようです。
電子工作のハンダコテの面倒くささを解消してくれるアイテム。
興味のある方はぜひ試してみてください。