先日、グラフィックボードを GeForce 9800GT から GeForce GTX460 にアップグレードしたわけですが、CPUも Core2Duo の E8500 に交換しました。
価格もこなれてきたので CPUもアップグレードしておくか…と軽い気持ちでアップグレードしたわけですが、DRMコンテンツが全部ダメになるというトラブルが「おまけ」がついてきました。
DRMは、Digital Rights Managementの略でコンテンツの著作権保護を目的とした機能ですが、購入した所有者を判別するのにCPUやマザーボードの情報を使っているようです。このためCPUを交換したりするとDRMの鍵情報が変わるので別のPCと認識してしまいコンテンツが再生できなくなります。
最近では GyaO や DMM の配信サービスが、DRMを採用しています。
Windows Media Playerも、CPUが変わったときの復旧方法などを用意していなく、WindowsもDRMのキーの更新をしません。再インストールする時に更新するようです。
今までの資産があるので、再インストールはできませんので「正しい方法では無いけど、ごにょごにょやってDRMキーを再生成」しましたので方法をメモしておきます。
ただし、この方法は私の環境でうまくいったモノですので、読者の方で実行する場合には「At your own risk」でお願いします。
DRMファイルの削除と再生成方法
- ファイルとフォルダの可視化の設定。Windows Vistaなどではシステムに関係するファイルやフォルダを不可視化していますので、最初に可視化の設定をします。
[コンピュータ]を開いて[整理]から「フォルダと検索のオプション」を選択。[表示]タブの詳細設定の一番下「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外します。さらに、[ファイルとフォルダの表示]をすべてのファイルとフォルダを表示するに変更して。 - エクスプローラ で C:\ProgramData\Microsoft\Windows\DRM まで移動します。不可視属性が無効になっていれば、DRMフォルダが見えます。
- DRMフォルダ内のファイルを削除もしくは別の場所に移動します。
- Windows Media PlayerでDRM付きコンテンツを再生します。
最初の再生でDRMに関するファイルをダウンロードしてきて鍵が更新されます。
新しい環境で鍵が更新されれば、今まで通りDRM付きコンテンツを観ることができるようになります。
追伸
本当はCPUにヒモ付いてDRMというのがおかしい(変)ですし、もしCPUの交換があったのなら鍵の更新ができるように置くのがOSの基本的な作りだと思うのですが…
不正コピーできなくすることに仕様が向いていて、正規の利用者のデメリットはあまり考えられていないな~と感じます。
ごめんなさい。文字ばっかりなので、スクリーンショットはそのウチ追加します。