iPod touch 4Gにはアウトサイド/インサイドにカメラが搭載されています。このカメラを使って iPod touchでもUSTREAMやツイキャスなどの配信ができるようになりました。
iPod touchでも手軽にUSTREAMの配信ができるようになったので利用シーンも広がります。SKypeでもビデオチャットができるので大活躍です。iPhone4に比べると画質が劣りますがモバイル利用を考えれば必要十分な画素数でしょう。
ただ、iPod touchのマイクは本体についているものが基本です。ヘッドセットを使用してもマイクは付属の物を使用するくらいです。ちょっと音質的にもの足りません。
ビデオ配信すると本体こすれの「ガサガサ」と音が入ったり「音が小さい」などが非常に気になります。音は常に流れて耳に入るので、一時になり出すと配信を見続けるのが辛くなってきます。
iPod touchのヘッドフォン端子は4極でマイクの入力も持っているのは、Skypeのヘッドセットを試したときに知っていました。今回は、このマイク入力に オーディオテクニカ などの本格的なマイクを接続して音質を向上させてみます。
使ったデバイスは「SteelSeries Mobile Device Adapter 50006」という 4極ミニプラグをヘッドフォンとマイクに分離するケーブルです。
SteelSeries Mobile Device Adapter 50006を使用するとiPod touch に好きなヘッドフォンとマイクを接続することができるようになります。
PC用のヘッドセットを接続することもできますし、マイク端子に 指向性のあるガンマイクなどを接続して音声を拾うこともできます。
今回、接続が確認できたマイクは次の通り。
- オーディオテクニカ AT9913
- オーディオテクニカ AT9920
- オーディオテクニカ AT9941
マイクの特製を活かしてクリアな音をひろってUSTREAMやツイキャス配信ができました。当然、iPod touch付属のレコーダでも綺麗な音で録音できます。
この「SteelSeries Mobile Device Adapter 50006」ですが、取り扱いが少ないらしく探すのに苦労しました。新宿・秋葉原と回って…結局、アマゾンから購入しました。
ケーブルだけで2000円弱しますが、綺麗な音で配信したいときには便利なケーブルです。
ただ…本命は2011年夏に発売予定の FOSTEXさんの
AR-4i ですね。
- 出版社/メーカー: FOSTEX
- メディア: 付属品
iPhone4専用ですが、L/Rで自由にマイクを接続して、音声をレベルメータとモニターヘッドフォンで確認しながら配信できるようになります。
待ち遠しいデバイスです。